エアコン不要!?電気代1/10!? 再生可能エネルギーを活用した地下水熱による水冷式井戸水クーラー

今年の夏は猛暑?従業員や生産設備は大丈夫?

2月23日に、環境省から今年の夏の暑さ予報が発表されました。今のところ、今年の夏は全国的に暑くなりそうな予報となっています。例年以上に、従業員の熱中症対策・作業環境対策や、工場設備のオーバーヒート対策、冷房のピークカットが重要になってきそうです。環境を改善すれば、冷房の設備投資や電気代が増加してしまい、改善しなければ、従業員満足度や生産性に影響を与えてしまう。痛し痒しの状況です。


平成30年夏の季節予報(環境省HPより)

井戸水クーラーが問題を解決!再生可能エネルギーを活用するので設備投資も電気代も最小限!

当社では、井戸水を活用し再生可能エネルギーである地下水熱を使った「地下水ダイレクトクーラー」を製品化しております。これは地下水を専用のコイルに通し、ファンでコイルに風を当てて冷却するだけのシンプルな構造です。井戸水(地下水)さえあれば、室外機も不要で、電気代は換気扇と同程度です。エアコンに比べ導入費用も安く、電気代は1/10以下で済んでしまいます。あくまで冷房専用ですが、条件さえ整えば地下水資源を利用した理想的な井戸水クーラーとなります。

井戸水を使ったクーラーの設置例

某所での導入コスト・ランニングコスト比較(vs業務用エアコン)

昔は水冷エアコンが使われていた。廃れた理由は?

日本の高度経済成長期、実は井戸水クーラーは決して珍しいものではありませんでした。非常に良く冷えるということで、工場はもちろん、家庭でも水冷エアコンと呼ばれて使われておりました。しかし現在はあまり見受けられません。廃れてしまったのは、地下水質によるスケーリング(水垢)が原因です。そのまま井戸水をクーラーに用いれば、スケーリングの発生は避けられず、最後には腐食してしまったのです。井戸水クーラーは扱いの難しい機械として、次第に現在の空冷エアコンにとって代わりました。

再生可能エネルギーである地下水熱の活用をもっと多くの方々へ

当社ではスケーリング問題を解決しつつ、より多くの方々に井戸水クーラーの恩恵を受けて頂くため、様々な技術開発、ブレイクスルーを行ってきました。

1.地下水状況の無料調査と保証

当社は地下水の飲用化に長年取り組んできた経験とノウハウを活かし、井戸が今までなかった施設であっても無料で水源調査を行いつつ、クーラーと井戸をセットでご提案することで、その保証まで可能としました。ご検討されている方の負担とリスクを最小限にするサービスです。

2.高耐久熱交換器の採用と触媒フィルター技術により、地下水の直接利用が可能

当社の地下水クーラーは、コイル本体の耐食性を高めると共に、世界8か国で特許取得された触媒技術を用いたフィルターを採用し、従来の課題であったスケーリングに対する耐久性を大幅に高めています。

地下水クーラーは様々な用途で使われています

既存井戸を利用可能。思わぬ副産物も!

既存井戸がある場合は、その地下水を転用・共用することも可能です。副産物として、クーラーに使用することで井戸水が5~10℃程度温まりますので、ボイラ補給水などに井戸水を使用している場合は、燃料代削減にも貢献します。

最小の井戸水で最大の効果を得るなら、気化冷却タイプを

より大風量を最小限の水で行いたい、更にコストダウンを図りたい場合には、気化冷却方式による井戸水クーラーもご提案しております。本機種の場合、水と空気とを直接接触させますので、より少ない水量で熱交換が可能となり、更に気化冷却とのダブル冷却効果により、極めて効率よく冷やすことができます。
設備的にも少額で済みますが、唯一の欠点は、湿度が上昇してしまうことです。それが許される、もしくは歓迎される現場の場合は、ぜひお薦め致します。

気化冷却タイプの井戸水クーラー

大風量タイプ、クリーンルーム仕様、防爆タイプ、その他あらゆる条件に対応

大風量タイプ、SUS製の腐食対策仕様、防爆仕様、クリーンルーム仕様、ダクト接続タイプなど、様々な現場に対応するラインナップをしております。屋外設置も可能です。

暑くなる前に是非ご検討下さい

例年、夏が近づくにつれて注文量が増え、納期に余裕がなくなって参ります。是非お早目のご検討を頂ければ幸いです。

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